お問い合わせ
「一人一畑一田んぼ 「生きる力」のある子供たちを育む ~農育をとりいれた学校教育、地域コミュニティを創造~」 プレゼンテーション全案
「一人一畑一田んぼ
「生きる力」のある子供たちを育む
~農育をとりいれた学校教育、地域コミュニティを創造~」
2016.5.15 『一億総満足社会』政策オーディション
発表:津村妃依里
「ご縁をいただき、ありがとうございます。津村妃依里です。」
私には、8歳と1歳のこどもがいます。娘が3歳の頃、週7つくらい
お稽古事をさせていましたが、あるとき、「次は何したら良い?」と
うかがうような視線で聞かれて一切やめ、
こどもの本質を大切にするような寄り添い方に変えました。
そのときに気づいたのが、自分軸で学ぶことの大切さです。
とくに同世代・多世代コミュニティーの中での学びや自然体験が、
その人の本質の良いところを引き出し、
心身ともに育んでくれると実感しています。」
1:Why【都市部のこどもたちにこそ、自然環境のなかでの農育が必要】
「私は、都市部のこどもたちにこそ、自然環境のなかでの農育が
必要だということを提言したいと思います。」
「こちらにもありますように、また実体験からも、
自然体験学習というのは、こどもたちの五感を通して「生きる力」を育んでいきます。
そして農業は、「食べること」とも直結しているので、食育の効果もあります。」
「しかし、興味のある方々がたくさんいらっしゃるにもかかわらず、
農育や自然体験がなかなかできないという事実が、
アンケートでも明らかになりました。アンケートでは3日間で198人でしたが
締め切り後も増え続け、本日朝の時点で351人となっております。」
(アンケートご協力いただいた皆様ありがとうございました♡)
「ここで見えてきた最大の課題は、都市部には農地がないということです」
「一方、農村地では、国も問題視しているように、
農家の方々の高齢化と、後継者がいないということで、
遊休農地が年々増えております。」
「しかし、神戸市は、
30分ほどの時間で、農村部に行くことが可能です。」
「継続的な農育が実現することで、神戸市の子供たちの生きる力が高まり、
かつ、農業に関心をもつ子供たちが増加することで、
農業を職業とすることを視野に入れる子供たちが増えれば、
農村の後継者不足の解消にもつながると思います。」
▼2:How【都市部と農村地域をむすんで、学校教育に農育を取り入れる】
「神戸市または兵庫県の都市部の学校と、農村部をつなげるかたちで、
学校教育に農育・食育を取り入れることを提案します。」
「このように、総合的な学習の時間や、
土曜日の授業、特別活動の授業などで、
取り入れることが可能です。助成金対象のものもあります」
「ごらんのように、すでに農業体験、
自然体験プロジェクトもありますが、
実際には、「子ども農山漁村交流プロジェクト」が事業仕分けで
規模縮小されたり、「教育ファーム」の昨年度の兵庫県内実施施設が
4つといずれも都市部から遠い上、規模も小さいなど、
十分な受入体勢が整っているとはいえません。」
「学校の敷地内での農業体験も、
平成15年から神戸市が実施した野菜教室がありましたが、
農業の専門知識をもつ指導者不足で続いておりません。
また、一人一鉢程度の栽培や観察だと、
「生きる力」を育む自然体験とまではなりません」
▼3:What【都市部の学校と農村地域のマッチングシステム創設】
「そこで提案したいのが、農林水産省による「農地集積バンク」の改良版のような、
マッチングシステムの創設です。図をごらんください。
①自治体が、マッチングシステムをつくり、
農家や学校に登録を呼びかけます。
そこでマッチングした農家と学校で、交流をしながら、
農業体験を継続的にしてもらいます。
②農家は、学校側に、農業ノウハウや、遊休農地、農産物を提供します。
③学校は、農育プログラムの実施により、
子供たちの農業への関心を高めます。
また多世代交流により、その農家や地域への関心を促します。」
「課題となっている農地へのアクセスについては、
このような提案をいたします。バス利用費の補助や、
バスのシェアリングが可能だと考えます。」
「一例として、北に六甲摩耶、南に大阪湾という自然、
中央に「市民の台所」といわれる水道筋商店街をもつ灘区を
モデルケースとして考えてみました。
灘区内の全小学校の総生徒数が6,042人です。」
「一方、神戸市内の遊休農地が95.8haであり、
もし田んぼにすると9,580人分の大人1年分のお米の消費量が
まかなえる広さがあります。つまり、灘区内のすべての小学生の給食を
十分にまかなえることができます。
灘区などのモデルケースで成功したら、
市内全域に拡大していくのはいかがでしょうか。」
「またこのように、農業体験には、高い教育効果があります。
農育や食育など五感を伴う自然体験を継続的に実施することによる
「アクティブラーニング」で、次世代の神戸市を担う子供たちの
生きる力が育まれます。さらに、学校と農村というコミュニティのつながりで、
「協力・共存・協働」という社会生活の基本的な力が育まれます」
「そして、農村部にとっても、子供から大人まで、
各人の個性や特技に応じた役割を果たす中で、
地域に根ざしたつながりが生まれ、
本来の「助け合う」コミュニティが新しいかたちで
再生されるというメリットがあります」
まとめ
「次世代を担う子供たちに、今、農育・食育をすることは
私達大人の義務でもあり日本の将来の危機回避策と考えます。
子供たちが自然の中で社会とかかわりながら、
ありのままの笑顔で心身ともに健やかに育つ。
今の子供たちが自分軸の「生きる力」をつけてこそ、
大人たちも将来を生きることができると思います。
「人は一人では生きれない。」
私達大人が自分軸と生きる力を持ち、
協力しあう姿を、子供達に背中を見せてあげたいと、心からそう思います。」
http://mamasora-ehonkan.net/?p=2546
ありがとうございます♡
(2016.5.16)
数秘&カラーセッション(Birth編、Name編)、絵本アドバイス、絵本お茶会開催、ホロスコープ鑑定、
食育農育「一人一畑一田んぼ」推進
ライター:津村 妃依里(つむら ひより)
http://mamasora-ehonkan.net/?p=2567
http://mamasora-ehonkan.net/?p=530
Facebookページ
https://www.facebook.com/mamasoraehonkan
投稿者プロフィール
-
ご縁をいただきました皆様
ありがとうございます!!(*^^*)
生年月日やお名前から導き出す「生まれる前の 自分から 今の自分にメッセージを贈るお手伝い」である「数秘&カラー」と、「今」のあなただけにぴったりの絵本をプレゼントします♡
私は「数秘&カラー」で娘の育児が変わりました!私も娘もとっても人生が楽になったんです。それはお互いの特徴や強み、魅力がカラーと数字でわかったから。そしてその活かし方がわかったから♡
統計学や色彩心理、そして運命の流れなど・・・たくさんのヒントがいっぱいつまったプレゼント♡
絵本では
*「絵本はこどものためのもの」
*「絵本は読んであげるもの」というものではなく、ママがしあわせになる絵本やその楽しみ方をご紹介します!!
また、自作の未発表絵本を不定期で発表していきます(*^^*)☆彡
***************
Facebookでもどうぞよろしくお願いいたします。
最新の投稿
- イベント、セミナーご紹介2020.06.06
- ご予約状況・津村 妃依里の想いと活動実績2018.12.04
- ご予約状況・津村 妃依里の想いと活動実績2017.03.113/11 100万人の鎮魂の線香花火ナイト
- ご予約状況・津村 妃依里の想いと活動実績2016.10.12数秘&カラー グループ親子セッション【青松様・李様1.3.4.9.7】
- 2016/05/18 03:26 |
- ご予約状況・津村 妃依里の想いと活動実績, イベント、セミナーご紹介, メディア掲載情報, 一人一畑一田んぼ(農育推進) |